ウォームラグジュアリーな空間にしたいのですが、どんな色を選べばよいか迷っています。
色選びに迷ったら、Farrow & Ballの カラーコンサルタンシー をご活用ください。お客様の好みや理想の暮らしを伺いながら、床材や家具、光の入り方なども考慮し、住まい全体に調和するカラースキームをご提案します。ウォームニュートラルから空間をドラマチックに演出するアクセントカラーまで、132色の中から心地よい組み合わせを一緒に見つけていきます。
2026.10.23
ただ豪華なだけではなく、そこにいるだけで心がほどける。
上質な素材に触れ、やわらかな光を感じ、好きな色に包まれる。
そんな「心地よさ」と「品格」を兼ね備えた住まいが、今、インテリアの世界で注目されています。
その新しい豊かさを表すキーワードのひとつが、「ウォームラグジュアリー(Warm Luxury)」です。
ウォームラグジュアリーとは、温かみのある色彩や自然素材、柔らかな光を重ね、心地よさと上質さを両立させるインテリアスタイルです。ベージュやブラウン、穏やかなグリーンなどの色彩と、木や石、リネンなどの豊かな質感が調和することで、華美になりすぎない上質な住まいが生まれます。

今回は、ウォームラグジュアリーが注目される背景とともに、英国のペイントブランドFarrow&Ballの実際の配色事例を通して、温もりと洗練を兼ね備えた住まいづくりをご紹介します。
4. Farrow&Ballで彩る、ウォームラグジュアリーな空間
7. 自分らしい「ウォームラグジュアリー」を、Farrow&Ballで叶える
華やかな装飾や高価な家具だけに頼るのではなく、素材の質感や、そこで過ごす時間の豊かさを大切にするウォームラグジュアリー。
その背景には、インテリアの色彩トレンドや、私たちが住まいに求める価値観の変化があります。
インテリアの色彩トレンドには、近年、少しずつ変化が見られます。かつて人気を集めた、グレーやホワイトを基調とするクールで洗練された空間から、ベージュやブラウン、土や植物を思わせるアースカラーなど、自然の温もりを感じる色彩へ。
色のトレンドは、「クール」から「ウォーム」へと、その関心を広げています。ここでいう「ウォーム」とは、赤やオレンジ、黄色などの暖色だけではありません。黄みや赤みを含むニュートラルカラーや、自然素材との組み合わせによって生まれる温かな印象も含まれます。


この変化は、Farrow&Ballの新色にも感じられます。2025年に発表された新色は、「The extraordinary ordinary ― 日常を特別にする色 ―」をテーマに、何気ない風景や使い込まれた道具、自然界などから着想を得た12色。温かみのあるテラコッタや大地を感じるグリーンなど、日々の暮らしに寄り添う豊かな色彩が揃っています。

また、Farrow&Ballには、ニュートラルカラーの中にも「ウォームニュートラル」と呼ばれるカラーグループがあります。一見シンプルな白やベージュにも、黄みや赤みなどの微妙なニュアンスがあり、その違いが空間の印象を大きく左右します。
Farrow&Ballの132色を収録したカラーチャートで、豊かな色の世界に触れてみませんか。
色彩の変化とともに、インテリアに求める豊かさにも変化が見られます。以前こちらのブログでもご紹介した「クワイエットラグジュアリー」は、控えめでありながら、素材やディテールにこだわった洗練された美しさが特徴です。
ウォームラグジュアリーは、そんな上質さに、さらに「温もり」や「くつろぎ」を重ねたスタイルといえるでしょう。無垢材や石、リネン、ウールなどの自然素材に、落ち着いた色彩を組み合わせ、柔らかな光で空間を包み込む。木の自然な風合いやファブリックの手触り、光によって変化する色の表情。
見た目の美しさだけでなく、五感で心地よさを感じられること。
「上質だけれど、気取らない」。そんな穏やかな豊かさが、ウォームラグジュアリーの魅力です。

ウォームラグジュアリーを取り入れるために、必ずしも高価な家具を揃えたり、大掛かりなリフォームをしたりする必要はありません。まず注目したいのは、空間の大きな面積を占める「壁の色」です。
例えば、白を基調としたキッチンも、壁やキャビネットに温かみのあるニュートラルカラーや深みのある色を取り入れることで印象は大きく変わります。壁の色は、単なる背景ではなく、木材や石などの素材の美しさを引き立て、光によってさまざまな表情を生み出しながら、空間全体の雰囲気を形づくる大切な要素です。

そして、もうひとつ大切なのが、色の組み合わせを考える「色彩計画(カラースキーム)」です。
壁や天井、建具、床、家具の色を単独ではなく、空間全体で捉えることで統一感と奥行きが生まれます。
Farrow&Ballでは、壁だけでなく、天井やドア、巾木、窓枠、キッチンキャビネットなどにもペイントを取り入れることができます。住まい全体をひとつの美しいカラースキームとして考えることが、洗練された空間づくりにつながります。

「自分にとって心地よい色って何だろう?」
「好きな色を、インテリアにどう取り入れたらいい?」
そんな方におすすめなのが、Farrow&Ballのワークショップです。色と言葉のつながりを楽しみながら、自分らしい色を見つけるワークショップや、色の組み合わせを学ぶセミナーなどをご用意しています。
色彩傾向分析ソフトを使い、惹かれる言葉やイメージから 「自分らしく、心地よく暮らすための色」に出会うワークショップ
詳しく見る >では、実際にどのような色を選べばよいのでしょうか。
ここからは、ウォームラグジュアリーな空間づくりのヒントとなる3つのカラーグループを、Farrow&Ballの豊かなインテリア実例とともにご紹介します。
ベージュやオフホワイト、グレージュなど、温かみを感じるニュートラルカラーは、ウォームラグジュアリーのベースカラーにぴったりです。真っ白な壁とはひと味違う、柔らかく奥行きのある表情が、木や石、リネンなどの自然素材と穏やかに調和します。

柔らかなニュートラルカラーがつくる、上質な安らぎ。
壁には、赤みを含んだ柔らかなベージュのNo.264 Oxford Stone、木部には深みのあるNo.255 Tanner’s Brownを。
穏やかな色のコントラストが空間に奥行きを生み、ファブリックや床材の質感を引き立てます。
温もりと落ち着きが調和した、上質なベッドルームです。

ニュートラルカラーの濃淡で、穏やかな奥行きを。
天井モールディングには柔らかなNo.2004 Slipper Satin、上壁にはNo.17 Light Gray、下壁には深みのあるNo.40 Mouse’s Backを。
温かみのあるニュートラルカラーを重ねることで、空間に自然な奥行きと一体感が生まれます。
落ち着いた色のグラデーションが、やさしく包み込まれるような心地よさを演出します。
木材やレザーを思わせるブラウンは、空間に深みと落ち着きを添えてくれる色。明るいニュートラルカラーと組み合わせてコントラストをつけたり、壁や建具に大胆に取り入れたりすることで、洗練された印象に仕上がります。

深みのあるブラウンが生み出す、洗練された落ち着き。
壁には、温かみのあるグレイッシュブラウンのNo.243 Charleston Gray、天井には清潔感のあるNo.2005 All Whiteを。
深みのある壁色と明るい天井のコントラストが、空間にメリハリと奥行きをもたらします。
ブラウンの豊かな色合いが、落ち着きと品格を感じさせるインテリアを演出します。

深いブラウンに包まれる、心地よい上質感。
壁には、深みのあるブラウンのNo.198 Broccoli Brownと、柔らかな白のNo.W7 Skimmed Milk White(アーカイブカラー)を。
重厚感のあるブラウンに穏やかなホワイトを組み合わせることで、空間に温もりと軽やかさが生まれます。
落ち着いた色彩が、ゆったりとくつろげる洗練されたインテリアを演出します。
ウォームニュートラルやブラウンに加えて取り入れたいのが、落ち着いたグリーン。グリーンそのものが必ずしも暖色というわけではありませんが、木や石などの自然素材と組み合わせることで、温かみのある空間にも美しく馴染みます。

自然素材と響き合う、穏やかなグリーン。
壁には、落ち着いたグリーンを基調としたFarrow&Ballの壁紙「Tournillon BP 4808」を。
グリーンは暖色ではありませんが、黄みを帯びた温かな木材とも美しく調和します。
自然を感じる色彩と素材の組み合わせが、心地よくリラックスできる上質な空間を演出します。

深みのあるグリーンで、心安らぐ空間に。
壁には、自然の豊かさを感じさせるNo.199 Sap Greenを。
落ち着いたグリーンが空間に奥行きを与え、穏やかで包み込まれるような雰囲気をつくります。
木材や自然素材とも相性がよく、温もりと洗練を兼ね備えたインテリアに仕上がります。
ウォームラグジュアリーな空間づくりでは、色そのものだけでなく、光や素材との関係も大切です。Farrow&Ballのペイントは、豊かな顔料によって生まれる奥行きのある色彩と、美しいマットな質感が特徴です。


朝の自然光、夕暮れの柔らかな光、夜の温かな照明。同じ壁色でも、時間帯や光の種類によって、さまざまな表情を見せてくれます。また、光沢を抑えたマットな壁面は、木材の木目や石の風合い、ファブリックの織り目など、異なる素材の美しさを自然に引き立てます。
大切なのは、一つひとつのアイテムを際立たせることではなく、色・光・素材が美しく調和すること。そこに、Farrow&Ballならではの上質な空間づくりがあります。
FAQ
色選びに迷ったら、Farrow & Ballの カラーコンサルタンシー をご活用ください。お客様の好みや理想の暮らしを伺いながら、床材や家具、光の入り方なども考慮し、住まい全体に調和するカラースキームをご提案します。ウォームニュートラルから空間をドラマチックに演出するアクセントカラーまで、132色の中から心地よい組み合わせを一緒に見つけていきます。
はい。ご来店が難しい方には、オンラインでの カラーコンサルタンシー もご用意しています。事前にお部屋の写真や図面などを共有いただき、家具や床材との相性、理想のイメージを伺いながら色をご提案します。候補色は実物のカラーサンプルでもご確認いただけます。
もちろんです。壁一面を温かみのある色に変えるだけでも、お部屋の印象は大きく変わります。さらにクッションやラグ、照明などを組み合わせれば、より心地よい空間に。Farrow & BallのペイントはDIYにも取り入れやすく、 サンプルポット で実際の壁に試し塗りをしてから色を選ぶこともできます。
ウォームラグジュアリーに、ひとつの正解はありません。
柔らかなベージュに包まれた明るいリビング。深いブラウンで落ち着きを演出したダイニング。穏やかなグリーンで自然とのつながりを感じる寝室。どの空間にも、それぞれ異なる心地よさがあります。

大切なのは、流行の色をそのまま取り入れることではなく、「その空間で、どのように過ごしたいか」を考えることです。
お気に入りの家具を引き立てる壁の色、自然光の中で美しく変化する色彩、そして、そこに暮らす人が心からくつろげること。そんな心地よさの積み重ねが、住まいを豊かな場所にしてくれます。
一方で、「好きな色はあるけれど、どう組み合わせればよいかわからない」「床や家具との相性が気になる」という方も多いのではないでしょうか。Farrow&Ballのカラーコンサルタンシーでは、お客様の好みや理想の暮らしを伺いながら、壁や天井、建具、家具との調和まで考えたカラースキームをご提案します。
また、Farrow&Ball銀座サロンでは、132色のカラーサンプルをご覧いただきながら、色の奥行きや質感、光による表情の違いを実際に体感していただけます。大掛かりなリフォームをしなくても、壁や建具の色を変えることで、いつもの住まいは新しい表情を見せてくれます。
Farrow&Ballの豊かな色彩から、あなただけの温もりある上質な住まいづくりを始めてみませんか。

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