カラーデザイナー

Chiemi Akiyama

秋山千恵美

株式会社カラーワークスの取締役副社⻑、Farrow&Ballブランドディレクター、⼀般社団法⼈⽇本カラーマイスター協会代表理事。⼀般住宅から企業・店舗まで空間の⾊や商品の提案・アドバイスに幅広く活躍する。また、⾊彩を研究・分析する⽶国カラーマーケティンググループの⽇本⼈唯⼀のボードメンバーでもある。2000年に展⽰会でイギリスのFarrow&Ballに出会う。⽇本の住宅の⾊の組み合わせにも馴染む奥⾏き深い⾊合いと品質に惚れ込み輸⼊を開始した。

インテリアの色の組み合わせ

カラーデザイナーという仕事

⾊を通して、暮らしをどのようにイキイキさせるかーそれが私の仕事です。

毎⽇様々な分野の⽅が、それぞれの悩みを何らかの形で解決してほしいとやってきます。

たとえばご家庭からの「⼦供部屋にふさわしい⾊は?」といったことから、スーパーのオーナーからは「商品を買いやすくする陳列の⽅法は?」や、整形外科で「痛みを軽減できるような空間の⾊は?」、そして⼯場のオーナーから「事故を防ぐ⾊は⾊でできるか?」など、それに対して単に「⾊」そのものを提⽰するのではなく、そのスペースやそこに差し込む光、地域や⼈々のライフスタイルなど⾊の効果に配慮し、さまざまな状況から最もふさわしい「⾊」を⾒つけていき、その空間にいる⼈のモチベーションアップにもつなげます。

カラーデザイナーは、「⾊」というツールを使い、皆さんの求めるイメージづくりをお⼿伝いするという仕事。⼈の感性に訴えかける重要な要素として「⾊」を活⽤し、⼈々の暮らしをイキイキさせるのが私の務めだと思っています。

秋⼭千惠美にオンラインカラー相談を依頼

⾊は様々なことを
教えてくれる

全てのものには⾊がある

⼤きく配置されたきれいな⾊の輪。これを⾒て何を想像しますか?虹を構成する7⾊?24⾊のクレヨン?プリズムの光?ヨガにおけるチャクラの⾊?どんな想像をされたにせよ、この美しいグラデーションに、理由もなく⼼惹かれてしまうのは確かだと思います。なぜならこれらはすべて⾃然のルールに沿って並んだ私たちの住む世界を構成する⾊たちだからです。人は環境や経験から色を知ります。自由な心で色に接し、 経験を重ねることで自分らしい色=ライフカラーを見つけることができます。

⾊が個⼈と社会を
つなぐ

社会をデザインするカラー

カラーはインテリアやファッションの様に個⼈が⾃由に表現できるパーソナルな⾊から共有する⼈の⽬的や⽤途に合わせたパブリックスペースの⾊、⽬的によって異なる個々の集まりから形成される地域の⾊、それら全てを包括する環境の⾊へとお互いに影響を及ぼし合っています。

カラーブランディングとは

現状の問題を踏まえ、それぞれの空間で⾊にどのような役割を果たしてもらうのか、それを考えるのが⾊彩計画です。⾊には1つとして意味のないものはありません。

それぞれの背景を知り、意味のある使い⽅をすることで、ただ問題を解決するだけではなく、「色」で人の気持ちを動かすコミュニケーションになります。それは社外に対して発信するアウターブランディングだけではなく、社内のモチベーションにもつながるインナーブランディングにもなり、ブランディングの効果を最大限に発揮していきます。

ティファニーも注⽬する
⾊と感情の関わり

Tiffany & Co.の「ティファニーブルー」や世界中に展開するスターバックスコーヒーの緑など、⾊によりブランド化されたCIカラーが数多く存在します。⾊と感情は深い関わりがあります。多くの⼈が共通で感じる「固有感情」は個⼈の好き嫌いの基準ではなく、⾊で多くの⼈の⼼を動かします。

表現感情

育った環境、経験などが⾊の嗜好に⼤きく影響している個々⼈の感情

例:「好き・嫌い」「美しい・醜い」「快・不快」など

固有感情

多くの⼈が共通して感じる客観的な感情で、マーケティングにおいて重要

例:「暖かい・寒い」「軽い・重い」「時間が早く過ぎたように感じる」など

カラーブランディングで
できること



Akiyama Colour Branding Projects

カラーブランディング

企業にとって⾊が⼤切

ブランディングは企業価値を⾼める活動です。数字に表しにくいこの価値が実は企業の差別化要素であり、消費者の中でイメージとして蓄積されていくことで、その企業のブランドが確⽴され、無形の企業資産となるのです。⻑期的な視点で企業の価値向上を⽬指す中で、企業としてどのようなブランドイメージを消費者の中に醸成したいかをヒアリングしながら、それを実現するための企業としてのコミュニケーション(発信)を⼀緒に考えていきます。

⾊で社員、地域、⽇本中から愛される⽇本酒の企業に

⼋海醸造株式会社 ⿂沼の⾥

デザイン

建築

マーケティング

働く⼈がリラックスしながら情報交換ができる場所を作りたい!という社⻑の想いから、社員⾷堂をプロデュースしました。「同じ釡の飯を⾷べる」ということを⼤切にしている⼋海醸造様らしい、気持ちが明るくなるような空間です。働きやすい職場作りにより、社員、地域、⽇本中からより愛される企業へとステップアップしました。

⼀棟丸ごと⾊でブランディング。

部屋ごとにテーマカラーが変わるインテリアで物件成約率アップ。

正⾦アパート⼊船

建築

マーケティング

昭和6年竣⼯の正⾦アパート第2章が幕開け。⼀棟をまるまる⾊でブランディングした事例です。良き伝統を継承しつつ新しさと豊かな暮らしを与えるカラーコーディネートは必⾒。メディアにも取り上げられ、注⽬を浴びました。

古くなったリゾートマンションを⾊でリノベーション、

資産価値が上がり、売却の価格アップ

個⼈オーナー様

デザイン

建築

マーケティング

築50年の熱海の中古リゾートマンションのリノベーション。ホテルライクなインテリアに仕上げました。リビングを優しく包み込むのは、明るいけれどややグレイッシュがかったニュートラルカラー。⽞関や収納スペースにはアクセントカラーが映えています。全体のカラーを整えることで統⼀感のあるお洒落な空間になりました。

お洒落と⼤評判!地域の⼈が何度も⽴ち寄りたくなる直売所。リピート率がアップ

カズサの郷 愛彩畑

デザイン

建築

マーケティング

働く⼈、⾜を運んでくれる⼈、⾃然、そこで育つ新鮮な野菜や果物。誰にとってもホスピタリティやハッピーが溢れる場所となるよう全⾯的にサポートさせて頂きました。地域の⼈にはお洒落な直売所として愛され、何度も⽴ち寄ってもらえる場所になりました。

商品開発に必要なカラースキームを作り、オリジナルブランドの売り上げアップ

株式会社カインズ

マーケティング

プロダクト

商品に⾊がなくシンプルで売り上げが伸び悩んでいた時にお声掛けいただきました。商品に⾊がついたことにより売上が倍増し、現在はバイヤー1⼈1⼈が⾊の選定を含めた商品開発まで担当できるようになりました。

各製品のブランド戦略に合わせたカラーマーケティングでロイヤリティ向上。

株式会社 カラーワークス

マーケティング

デザイン

プロダクト

  • Hip

    2004年グッドデザイン賞受賞

  • Paint+/kakeru paint&Magnet paint

    2012年グッドデザイン・ものづくりデザイン賞受賞

  • Hip漆喰

    2008年グッドデザイン賞受賞

  • DCペイント

    2012年グッドデザイン・ものづくりデザイン賞受賞

各製品のターゲット層に合わせ、⾊彩⼼理を⽤いたプロダクトデザインを⾏いました。ペイントのデザインとは思えないお洒落なデザインは注⽬を浴び、グッドデザイン賞を受賞しました。

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