2025.05.30
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カラー別で楽しむ人気のボタニカル柄の壁紙!空間を彩るおしゃれなカラーコーディネート

ここ数年、インテリアトレンドに鎮座している植物由来の素材やボタニカルデザイン。
Farrow & Ballの壁紙でも花や植物をモチーフにしたボタニカル柄が多く発表され、そのデザイン性から様々なスタイルに取り入れやすいアイテムとしてインテリア好きの皆さんに支持されています。
今回のブログでは、そんなボタニカル柄の壁紙を取り入れたおしゃれなカラーコーディネート例を、効果やおすすめの使い方と共にご紹介します。
1. グリーンのボタニカル柄:植物と同じような癒しと安らぎ
2. ブルーのボタニカル柄:心身をクールダウンさせ落ち着きをもたらす
3.グレーのボタニカル柄:スマートな上品さで洗練された印象に
4.ベージュのボタニカル柄:ストレスフリーで多くの人に心地よさを与える
5.ブラックのボタニカル柄:稀有な個性と高級感でスタイリッシュに
6.暖色系のボタニカル柄:心身に活力をもたらす赤・オレンジ・黄色
7.壁紙のサンプルやお問い合わせはこちら
8.まとめ
1.グリーンのボタニカル柄:植物と同じような癒しと安らぎを

植物そのものを連想させる自然な色合いで、心身のバランスをとり癒しや安心感をもたらす効果があるグリーンは、広い世代の方に好かれやすい色です。
また、疲労やストレスでダメージを負った細胞を再生させる神経伝達物質のアセチルコリンの分泌が促され、疲れた心や身体に癒しを与えてくれる効果があります。


家のどの空間にも取り入れやすい色ではありますが、例えば帰ってきた時にほっとできるように玄関の正面の壁に貼るのも良いですし、思いきってリビングなどたくさんの人が集う空間の壁2〜3面に取り入れてみるのも良いでしょう。
2.ブルーのボタニカル柄:心身をクールダウンさせ落ち着きをもたらす

副交感神経を刺激し心を落ち着かせると共に、清潔感や涼やかさを感じさせてくれるスマートな印象のブルーの壁紙ですが、曲線の多いボタニカル柄なら空間に柔らかな印象をもたらしてくれます。
単にブルーと言っても、配色によってさまざまな表情を見せてくれるのも魅力で、上の写真の壁紙 Atacama のように、ベースカラーが少し暗めのネイビーに白で柄が彩られているとモダンで上品なイメージに。


左上のように藤の花がモチーフになっているWisteriaのように、少し鮮やかで大胆な配色になると独特の色気が。また、右上のFeuille のような植物の葉で埋め尽くされているようなボタニカル柄になると、牧歌的でのどかな印象をもたらしてくれます。
お部屋の目的によっては明るいブルーを使うのも良いですが、こうした深みのあるブルーなら書斎や寝室など大人の空間にもぴったりな壁紙となるでしょう。
3.グレーのボタニカル柄:スマートな上品さで洗練された印象に

肩の力が抜けた優しげな風合いと洗練された雰囲気をあわせ持つグレーのボタニカル柄は、まさにシックなインテリアに最適な色合いです。
昔は地味な色とされていましたが、現代ではすっかりスマートでおしゃれなインテリアには欠かせない色となっています。


グレーは控えめな色であることから様々なスタイルのインテリアとも合わせやすく、インパクトの強いボタニカル柄であっても、グレーを基調とすることで上品で都会的な空間を演出できます。
Farrow & Ballの壁紙のカラーバリエーションにはグレーのパターンが入っていることが多いので、大胆な柄にチャレンジしてみたいときはこの色がおすすめです^^
4.ベージュのボタニカル柄:ストレスフリーで多くの人に心地よさを与える

ボタニカル柄の壁紙だというだけでも穏やかそうなイメージが思い浮かびますが、ベージュのボタニカル柄はより格別にそのような雰囲気を味わえるのではないでしょうか。
ベージュのインテリアカラーの特徴は、なんと言っても「ストレスフリー」なカラーであること。
ベージュを基調とした空間は長時間いても疲れにくく、ジェンダーや年齢関係なく好かれやすいので、住まいにおいては非常に汎用性の高い色となります。

木材だけでなく、モルタルや石材などの自然素材とも相性がよく、「白」に変わる貴重色としておしゃれで居心地の良いインテリアを作ってくれます。
ボタニカルの箇所が上の写真のように「白い柄」になっていると、より抜け感を感じやすく上品な印象となるので、リビングだけでなく廊下や階段スペースのような高さや奥行きを感じる空間の壁全面に取り入れると、穏やかながらも個性を発揮する空間作りができるでしょう。
5.ブラックのボタニカル柄:稀有な個性と高級感でスタイリッシュに

ブラックのボタニカル柄は、今までご紹介した色とは一味違ったインパクトを与えます。
非常にモダンで高級感を感じさせる孤高の色ブラックと有機的な植物柄の組み合わせは、空間にドラマチックで特別な空間を演出します。


ボタニカル柄も直線やシャープさが感じられるデザインが多く非常に個性的なので、左上の写真のようにあえて日光の当たりにくいウォークインクローゼットの中や書斎、トイレなど狭いスペースで間接照明と一緒に使うと、より特別な雰囲気を味わうことができるでしょう。
6.暖色系のボタニカル柄:心身に活力をもたらす赤・オレンジ・黄色

活力を感じさせたり、コミュニケーションを円滑にしてくれる暖色のボタニカル柄。
明るいトーンは空間に華やかさを加えますし、暗めのトーンは大人の空間を知的かつ成熟した印象をもたらしてくれます。


鮮やかなトーンはインパクトが強いためインテリア空間が引き締まります。
インテリアに大胆な印象を与えますし、その壁自体がアートのようにも感じられるくらい目を惹くスペースとなります。
印象的に使いたい場合は、部屋の一面に使ったりアートや写真などを飾る壁の背景として彩ると効果的ですよ^^
7.壁紙のサンプルやお問い合わせはこちら

さて、これまでご紹介してきたボタニカル柄の壁紙に気になった色味はありましたか?
Farrow & Ball 銀座サロンでは、壁紙のお問い合わせやサンプルのご依頼を受けております。
気になった柄だけでなく、「この色味のボタニカル柄はありますか?」などのご質問でも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。
8.まとめ

さて、人気のあるボタニカル柄の壁紙をご紹介してきましたが、色によってもさまざまな効果があることがわかりましたね。
以下にそれぞれの目的にぴったりの色をまとめましたので、ぜひご参考ください♪
◎ 汎用性が高く、どんなお部屋にも使いやすい・・・グリーン、グレー、ベージュ
◎ 癒されたり落ち着いた空間にしたい・・・グリーン、ブルー、ベージュ
◎ 洗練されたスマートな印象が好み・・・グレー、ベージュ、ブルー
◎ 高級感や圧倒的な個性が欲しい・・・ブラック、暖色系
◎ コミュニケーションが捗るような明るい雰囲気に・・・暖色系
曲線を描く柄の多いボタニカル柄は、空間に動きを出しやすく、インテリアがアップグレードされたことをひしひしと感じやすい壁紙の柄です。
ぜひご自分の個性にあう壁紙を選んで、インテリアを楽しんでくださいね!
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