2026.08.29
レンブラントやゴヤの名画をもっと美しく見せるFarrow&Ballの壁紙と塗装 @大塚国際美術館
世界中の名画、約1000点を陶板複製画として鑑賞できる徳島県鳴門市にある大塚国際美術館。
世界中の名画 約1000点を陶板複製画として鑑賞できる日本でも稀有な美術館で、山の中腹に建ち、周囲の景観と一体化するように設計された外観でもよく知られています。

実はこの美術館、館内のあちこちにFarrow&Ballの壁紙とペイントが使われています。四国4県でFarrow&Ballをご提案いただいているWALLPAPERHOUSEさんが手がけたプロジェクトです。
今回スタッフがこちらの美術館を訪れたので、素晴らしい名画たちの背景でどのような色が選ばれていたのかご紹介します。
レンブラント「夜警」の部屋を彩る、渦を描くダマスク柄

もっとも印象的だったのが、レンブラント・ファン・レインの「夜警」が展示された部屋です。大胆な渦を描くダマスク柄の壁紙、Silvergate BP817が背景を包んでいます。



レンブラントは「光と影の魔術師」と呼ばれたオランダの画家で、舞台の一場面のようなドラマチックな構図を数多く残しました。その劇性をFarrow&Ballの壁紙の柄と深みのあるトーンの色が静かに受け止め、絵と空間がひとつの物語として存在しているような雰囲気を醸し出しています。
ゴヤ「着衣のマハ」に寄り添う深い赤

ゴヤの「着衣のマハ」が展示された空間には、Farrow&Ballを代表する赤、No.43 Eating Room Redが選ばれています。
もとはダイニングルームの色として愛されてきた赤ですが、こうして絵画の背景に配することで、作品の存在感を消すことなく、むしろその世界観を引き立ててくれるのがわかりますね。
VIPルームを引き締める、静かな存在感のダークトーン

VIPルームの腰壁には、Farrow&Ballのダークカラーの中でも人気の高いNo.31 Railingsが使われています。
ここでは華美な装飾に頼らず、モダンかつ一段引き締まった落ち着きのある色合いで、空間の格を上げる色です。
廊下やホールにも行き届く、細部までの色使い


主要な展示室だけでなく、レストラン横の廊下には黄みを帯びたウォームホワイトのNo.203 Tallowが、エレベーターホールには、穏やかかつポジティブな印象のNo.287 Yeabridge Greenが使われていました。
来館者が、ただ通り過ぎるだけかもしれない細やかな場所にまで、色を丁寧に選ばれていること。この心配りこそが、美術館全体の心地よさをつくっているように感じます。
まとめ

大塚国際美術館の色使いから見えてくるのは、空間の色は素晴らしい名画を際立たせるためだけにあるのではなく、作品の世界観をそっと支える役割も担っているということです。
これは、住まいの中でも同じです。
飾りたい一枚の絵や写真のために、それにふさわしい壁の色を選ぶ。それだけで、部屋の一角が特別なフォーカルポイントに変わります。


気になる方は、大塚国際美術館でその空気感を味わってみたり、四国4県のWALLPAPERHOUSEさんのショールームで、実際の壁紙やカラーチャートをご覧になってみてくださいね。
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WALLPAPERHOUSE
ショールーム:高松 / 徳島 / 松山 / 高知