2025.07.19

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光の加減で変わる壁色の魅力。Farrow & Ballが生むインテリアの表情

朝のやわらかな光や昼間の強い陽射し、そして夜の時間の温かな色、1日のなかで住まいを照らす光はさまざまです。

Farrow & Ballの壁色は、そんな光と共にどんどん表情を変えインテリアを楽しませてくれます。

今回のブログでは、そんな壁色と光の類稀な魅力についてご紹介します。

1. Farrow & Ballの壁色は「光」で生きる

2.「時間」「光」「壁色」で、色が変化するとは?

3. 自然光や照明など。光の種類とインテリアの印象

4. 窓の方角によっても変わる壁色

5. 壁色選びに失敗しないための「サンプルでチェック」

6. FAQ 光とインテリアの壁色

7. もっと深く知りたい方へ:銀座サロンとカラーコンサルタンシー

8. まとめ

1. Farrow & Ballの壁色は「光」で生きる

FARROW & BALL / No.295 Sulking Room Pink
FARROW & BALL / No.295 Sulking Room Pink

Farrow & Ballの色が他の塗料と一線を画している魅力のひとつに、最高級の顔料をたっぷり含まれていることで生まれる「独特の奥行き深さ」と「繊細で柔らかな光の反射」があります。

朝方から夕暮れまで窓から差し込んでくる日差し、夜の照明の光など、それら光のすべてが壁に反射し、奥行きと光の変化を与えてくれるのです。

FARROW & BALL /(壁)No.299 De Nimes
FARROW & BALL /(壁)No.299 De Nimes

塗装をしたお客様から、「一色で塗ったはずなのに、時間帯でこんなに壁色の印象が違うなんて!」という感想を多くいただきますが、そのような驚きと美しさをもたらす空間をつくることができるのが、Farrow & Ballの色の特徴です。

2.「時間」「光」「壁色」で、色が変化するとは?

FARROW & BALL / (壁)No.286 Peignoir(チェスト)No.57 Off-Black(天井)No.2001 Strong White
FARROW & BALL / (壁)No.286 Peignoir(チェスト)No.57 Off-Black(天井)No.2001 Strong White

光は、色の見え方を大きく左右するものです。

昼間の白い光は壁色や家具類をはっきりとそのままの色合いで見せてくれますが、夕方になるとオレンジ色の光にしっとりと深みのある印象が顔を覗かせますし、雨や曇りの日など直接日光が入らない日は、いつもよりもワントーン明るさも鮮やかさも抑えられた壁色に見えてきます。

FARROW & BALL / No.264 Oxford Stone
FARROW & BALL / No.264 Oxford Stone
FARROW & BALL / No.308 Wine Dark
FARROW & BALL / No.308 Wine Dark

30分違えば太陽の向きも変わって1日の中でインテリアの顔が面白いほど変化するのです。

この光と壁色の移ろいは、Farrow & Ballの魅力をもっとも感じられる瞬間であると言えるでしょう。

3.自然光や照明など。光の種類とインテリアの印象

FARROW & BALL / No.310 Bevery
FARROW & BALL / No.310 Bevery

色は、光の質によっても変化します。

・自然光

季節や時間で表情を変える太陽の光はFarrow & Ballの色とも相性がよく、繊細なニュートラルカラーのような空間に馴染みやすい色も、奥行き深さがより豊かに感じられます。

FARROW & BALL / No.303 Templeton Pink
FARROW & BALL / No.303 Templeton Pink

・照明光

照明光はバリエーションが多いので、使用するお部屋の目的に合わせて選ぶことが大切です。

昼間の白い自然光のような昼白色は明るさも感じるので、壁色や細かいテクスチャー感までしっかり見えますし、電球色のような暖かさを感じる照明光は、あまり明るくありませんが、その空間に穏やかな雰囲気をもたらしてくれます。ただしオレンジ色の光によって壁色などが変化して見えやすくなります。

FARROW & BALL / No.85 Oval Room Blue
FARROW & BALL / No.85 Oval Room Blue
FARROW & BALL /(左)No.246 Cinder Rose(奥)No.251 Churlish Green(右)No.2008 Dimity
FARROW & BALL /(左)No.246 Cinder Rose(奥)No.251 Churlish Green(右)No.2008 Dimity

Farrow & Ballは光に繊細に反応しやすい特徴をもつ塗料ですので、例えば間接照明などを使うと、壁色が持つニュアンスが美しく浮かび上がり、インテリアに綺麗なグラデーションを描いてくれるでしょう。

4.窓の方角によっても変わる壁色

FARROW & BALL /(壁上部)No.306 Selvedge(腰板)No.305 Hopper Head
FARROW & BALL /(壁上部)No.306 Selvedge(腰板)No.305 Hopper Head

実は、窓が付いている方角も、壁色の見え方を大きく左右する要因のひとつです。

白い光が入りやすい南向きはどんな些細な色でもしっかり感じさせてくれやすいという特徴がありますが、注意すべき方角は「北向き」。

FARROW & BALL / No.CC1 Tar
FARROW & BALL / No.CC1 Tar
FARROW & BALL / No.264 Oxford Stone
FARROW & BALL / No.264 Oxford Stone

北向きのお部屋は1日を通して直射日光が差し込むことがなくいつも青みがかった光が入ってくるため、部屋の明るさがやや暗く感じやすいのです。

そのため、ホワイト系の色で部屋を明るく感じさせたり、暖色系の色で演出するのも良いでしょう。

なお、Farrow & Ball 銀座サロンでは調色ができる照明光で色の見え方の変化を実際に体感していただくことができますので、ぜひご予約してご来店ください。

空間の光環境と壁色について相談されたい方


光の加減でどう変わるのかを体感してみましょう!



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5.壁色選びに失敗しないための「サンプルポットでチェック」

FARROW & BALL /(壁)No.293 Jitny(天井)No.291 School House White
FARROW & BALL /(壁)No.293 Jitny(天井)No.291 School House White

Farrow & Ballは、ほんのわずかな光の変化でも色が大きく変わります。

だからこそ、選ぶ際は小さなカラーチップだけではなく、実際の壁に塗料を塗った大きめの紙を貼りチェックしてみることがとても重要となってきます。

FARROW & BALL / No.287 Yeabridge Green
FARROW & BALL / No.287 Yeabridge Green
FARROW & BALL / No.297 Preference Red
FARROW & BALL / No.297 Preference Red

・光と壁色の関係をチェックするポイント

 → サンプルポットの塗料をA4以上のサイズの紙に塗って、壁に貼る

 → 色選びで迷っているときは、2〜3色選んで比較する

 → 一日を通して、朝昼晩の光でどう変わるか見比べる

 → 照明を点けた夜の印象もチェック!

 → 家具やカーテンとの相性も一緒に確認

FARROW & BALL /(壁)No.293 Jitney(天井)No.241 Skimming Stone
FARROW & BALL /(壁)No.293 Jitney(天井)No.241 Skimming Stone
FARROW & BALL / No.308 Wine Dark
FARROW & BALL / No.308 Wine Dark

光の環境だけでなく、色は大きな面積になればなるほど印象が変わるものです。カラーチップだけで判断せず「色見本と全然違った!」とならないための小さな一手間が大切になってきます。

Farrow & Ballの塗料が100mL入ったサンプルポットは、銀座サロンやオンラインでもご用意しております。

何色を試して良いのかわからない時は、インテリアカラーのエキスパートであるライフカラースタイリスト®️を持つスタッフが対応させていただくカラーコンサルタンシーサービスをご利用ください。

6.FAQ 光とインテリアの壁色

FARROW & BALL /(壁)No.231 Setting Plaster(天井)No.239 Wimborne White(デスク)No.223 Babouche
FARROW & BALL /(壁)No.231 Setting Plaster(天井)No.239 Wimborne White(デスク)No.223 Babouche

Q. 光の加減で、どのように壁色が変わるのですか?

その空間の環境や光の加減によっても変わりますが、例えば顔料が複雑に含まれているニュートラルカラー系のFarrow & Ballの塗料は、時間帯によって緑っぽさを感じたり、グレーに見えたり、赤みが出てきたりと色々な表情を楽しめます。

なお、北向きや日陰では明るい場所で見るよりも、明るさも鮮やかさもワントーン暗く見えてしまいがちですので、ご心配な方はご相談ください。

FARROW & BALL / No.294 Paean Black
FARROW & BALL / No.294 Paean Black
FARROW & BALL /(壁)No.302 Tailor Tack(他)No.2005 All White
FARROW & BALL /(壁)No.302 Tailor Tack(他)No.2005 All White

Q.前に暗めの色だと思って壁に塗ったら、思った以上に明るく、しかも鮮やかになってしまい失敗しました。カラーチャートの色は参考にならないのでしょうか。

色はその面積によって、色の感じ方が変わってきます。壁に塗った色もカラーチップの色も比べてみると同じ色なのですが、人の目の錯覚より鮮やかに見えたり、より暗く見えたりします。また、直射日光が当たる場所と日陰とでは鮮やかさが全く変わってくることもあります。

慣れないうちは、カラーチャートは塗りたい色の目安を付けるものとして使ってください。その後、塗装予定の壁にサンプルポットの塗料で塗ったA4〜A3サイズの紙を貼って、朝昼晩でどう色が変化して見えるのか確認をすることをおすすめしています。カラーチップの色とA4〜A3サイズの色でも、色の見え方は変わってきますので、ぜひ試してみて下さい。

7.もっと深く知りたい方へ:銀座サロンとカラーコンサルタンシー

Farrow&Ball銀座サロン
Farrow&Ball銀座サロン

Farrow & Ballの色の魅力を体感するには、サンプルで試すだけでなく銀座サロンに足を運んでいただくのが一番でしょう。


銀座サロンの壁も天井もFarrow & Ballの選りすぐりの色で塗装されており、光の加減でどう変わるのかを実際に見ていただくことができますし、滑らかな質感や奥行き深さは、画面で見るよりもずっと綺麗だと感じていただけるはずです。

壁色や光の変化を相談するならカラーコンサルタンシーをどうぞ

もし、どの色を選ぶとよいか悩んだときは、カラーコンサルタンシーサービスもご活用ください。
「暮らしの雰囲気」「家具や照明とのバランス」など、あなただけの色選びを一緒に考えることができます。

ご予約のうえ、ぜひ銀座サロンへお越しください。

8.まとめ

FARROW & BALL /(壁)No.281 Stiffkey Blue(巾木)No.271 Brassica
FARROW & BALL /(壁)No.281 Stiffkey Blue(巾木)No.271 Brassica

Farrow & Ballの壁色は、光の変化とともに暮らしの中で息づくものです。
色を塗装して終わりなのではなく、「ずっとその変化を感じ続けることができる」ことこそ、Farrow& Ballの本当の魅力なのです。

光と色がつくり出すあなただけの空間づくりを実現するため、ぜひ銀座サロンで色を体感してみてくださいね^^

空間の光環境と壁色について相談されたい方


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