伊藤まさこさんの軽井沢のご自宅を彩る、光と「No.239 Wimborne White」の魔法

先日、シンプルかつおしゃれな暮らしで多くの人々を魅了する伊藤まさこさんの軽井沢のご自宅を訪れる機会に恵まれました。

その空間を彩っていたのは、全ての天井と壁に施されたFarrow&Ballの「No.239 Wimborne White（ウィンボーンホワイト）」。この色が光の移ろいの中で見せる、息をのむような表情の変化に心から感動しましたので、ご紹介をさせていただきます。

光が織りなす「Wimborne White」の表情

伊藤さんのご自宅に一歩足を踏み入れると、柔らかな光に包まれた空間が広がっていました。

軽井沢の豊かな自然光が、窓から惜しみなく室内に差し込み、「Wimborne White」が塗られた天井と壁に優しく降り注いでいました。

この色は、純粋な白でありながらも単調な印象はまったくありません。

朝の清々しい光の中では、ほんのりと温かみを帯びたオフホワイトとして空間全体を明るく開放的に見せ、日中の柔らかな日差しが差し込む時間帯には、温かなクリーム色のようなニュアンスを帯び、空間に安らぎと奥行きを与えていました。

そして、夕暮れ時には、刻一刻と変化する空の色を映し出すかのように、わずかにピンクがかったり、グレーがかったり、青みがかかったりと、実に繊細な表情を見せてくれます。

光と対話し、その表情を豊かに変化させる「Wimborne White」。

これは、Farrow&Ballの塗料が持つ「豊富な顔料含有量」が生む「奥行きのある色調」の賜物です。

一般的な白い塗料ではなかなか表現できない、光による陰影や色のニュアンスが、伊藤さんのご自宅ではいかんなく発揮されていました。

寝室の壁に灯る、もう一つの「Wimborne White」の魔法

特に印象的だったのは、寝室での「Wimborne White」の表情です。

光が差す前の寝室は、穏やかな白のグラデーションがリラックス空間を生み出し、優しい空気感を醸し出していました。

寝室の壁には、照明の内側がピンクになっているという、なんともおしゃれな演出の照明が設置されていました。この照明が灯されると、「Wimborne White」の壁は、まるで魔法にかかったかのように、ほんのりとした温かいピンク色を帯びた表情へと変化したのです。

直接あたる光がピンク色になっただけではなく、他の壁はほんのりとブルーがかった色に変化し、光の角度で壁の色が変化を見せます。

清々しい白さとは一変し、優しく、そしてどこかロマンティックな雰囲気を醸し出していました。

この色の変化は、Farrow&Ballの塗料が光を乱反射させ、その光の色をちりばめる性質を持っているからこそ生まれる現象です。照明の色が壁に反射するだけでなく、塗料そのものが光の色を吸収し、奥行きのある美しいグラデーションを生み出しているようでした。

溶け込む、洗練された「白」

伊藤まさこさんのご自宅は、厳選された美しい家具や小物でシンプルに生活されていましたが、「Wimborne White」はそれらの魅力を最大限に引き立てる、完璧なキャンバスの役割を果たしていました。主張しすぎることなく、しかし確実に空間全体を格上げし、そこに暮らす人々の日常をそっと見守るような、そんな存在感を感じました。

Farrow&Ballの「白」は、選びきれないほどありますが、その中でまさこさんが選ばれた「Wimborne White」は、光によって表情を変え、見るたびに新しい発見がある、まさにまさこさんらしい、「特別な白」でした。

伊藤まさこさんの軽井沢のご自宅で体験した、光と色が織りなす美しい体験を、ぜひ皆さまのご自宅でもご採用いただけたら幸いです。

まさこさん、お招きいただきありがとうございました。

この美しい「Wimborne White」をカラーチャートをお取り寄せいただき、是非ご確認ください。

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