MOUSE'S BACK

落ち着いたカントリー調のニュートラルダークストーン・枯茶のような色です。英国の野ネズミ（mouse）の色にちなんで名づけられました。

MOLE'S BREATH

ポピュラーなElephant‘ｓ　Breathにインスピレーションを受けた用途の広い淡褐色です。美しいモグラの毛皮から名づけられています。

MIZZLE

柔らかみのある緑がかったグレー色です。夜露（mist）がかかり小雨（drizzle）にぬれる、英国南西部のウエストカントリーの夜空にちなんで名づけられました。ソフトブルーグレーです

MATCHSTICK

マッチの軸部分（Matchstick)に使われる無漂泊の木材にちなんで名付けられました。控えめな色合いです。ウォーム系ホワイトで、淡黄植に近いホワイトカラーです

MANOR HOUSE GRAY

Manor Houseとは地方領主の館を意味し、典型的な英国のマナーハウスから影響を受けた伝統的なグレーの色合いです。モダーンスキームでもアクセントとして印象的な効果を生みます

LONDON STONE

石（Stone）に似たカラーです。元々はロンドンにあるリージェンツ・パークの有名なナッシュハウス用にJhon Sutcliffeにより作られた色です。くすんだ黄赤色・濃い目のベージュカラーです

LONDON CLAY

青みがかった硬質粘土にちなんで命名された、チャーミングな暖かみのある茶色です。London Stoneより深みのある色合いです

LIME WHITE

時代を超えた類いまれな色合いで、最も明るいホワイトライムウオッシュの白。元々ジステンパーに使われたチョーキーな顔料の名前に由来した色です

LIGHT GRAY

石に似たニュートラルカラーです。元々9世紀にLight grayは時代を超えた色を意味していました。レッド系の色と合わせると白く引き立ちます

LAMP ROOM GRAY

Farrow&Ballのカラーの中で、もっとも伝統的な青みがかったグレー。少しすすけたランプの芯をイメージして作られました。

JOA'S WHITE

暖かみのある赤を基調としたニュートラルカラーです。暖色系のホワイトです。Farrow&Balｌの初代カラーコンサルタント、Joaにちなんで名づけられました。Joaは現在も様々な色の開発に携わっています

JITNEY

このリラックスしたアースカラー中間色は、ニューヨーカーが、暑い都市部から穏やかな海岸部Hamptonsへと移動するバスから名付けられました。

JAMES WHITE

見識のあるジェームス博士（James）の素敵なガーデンルームの為に作られたオフホワイトで、少しくすんだホワイトです

HARDWICK WHITE

伝統的なグレー色です元々はハードウィックホール（Hardwick Hall)の古くなった白い（White)石灰塗料部分を補修するために作られました。広いスペースでの使用やコントラストの強い色に合わせるのに向いています。

GREAT WHITE

ほのかにライラックの色合いを含んだ洗練されたホワイトです。色名はホホジロザメ（Great White shark）からではなく、見事なホワイト（Great White）という意味が込められています

FRENCH GRAY

柔らかい緑がっかたグレーです。19世紀のフランス装飾、特に当時の壁紙にインスピレーションを受けたカラーです。呼び名からも親しまれ19世紀に多く使われました

ELEPHANT'S BREATH

元々John　Fowlerが作ったとてもポピュラーで有名なペイントで、暖かみのある現代的なグレー色です。石のようでもあり、動物のような色でもあります。とても薄いブラウングレーです

DROP CLOTH

ペインターの必需品である養生用のクロス（Drop　Cloth）の布の色から色名がとられました。黄色すぎず、グレー過ぎずという具合の色合いです

DOVE TALE

暖かみのあるグレー色です。少し薄めのSkimming　Stone同様、言葉遊びから色名が生れました。木工の蟻継ぎ（ドーヴテール、ハトの尾の形に似ている所から命名）大戦中に享楽的な日々を送っていた陽気な若き人々が好んで使ったカラーです。グレーにもストーンカラーの様にも見える色です。

DIMPSE

英国西海岸の趣のある方言で「たそがれ」を意味する言葉「DIMPSE」 から名付けられたクールなグレーです。