2026.07.14
イベント開催レポート|アートと色が響き合う空間へ。RIGNA TERRACE TOKYOで実感した、アートと壁色の関係
先日、東京・茅場町にあるショールーム「RIGNA TERRACE TOKYO」にて、とっても素敵なコラボレーションイベントが開催されました。

その名も、「Mio Ohashi × Rigna -アートのある暮らし-」。
今回のイベントでは、国内外で活躍されるアーティスト・大橋澪さんの美しく繊細な作品展示に加え、Farrow&Ballの塗料を使ったアート作品も発表されました。
美しい色を使った数々のアートがRIGNA TERRACE TOKYOの洗練された家具やFarrow&Ballを彩った壁と調和し、本当に贅沢な空間が広がっていました。
実は、今回のイベントにあたり、私たちは事前に特別な「ペイントレッスン」を開催しました。
お客さまと一緒に、ショールームの2つの壁面をFarrow&Ballのペイントで塗り替える、というワクワクする準備からスタートしたのです。
今日は、その舞台裏と、イベントを通して改めて実感した「壁の色とアートの深い関係」についてお届けします。
壁を塗り替える。それだけで、空間の価値が変わる
今回、RIGNA TERRACE TOKYOでお客さまと塗り替えた壁は2つありました。使用色は No.239 Wimborne White と No.254 Pelt(アーカイブカラー)です。
① 鮮やかな存在感から、深い静けさの空間へ
まず1つ目は、もともと鮮やかでドラマチックな深い青緑の大人気色 No.288 Vardoが塗装されていた壁面。その場所に今回、新しく重ねたのは、深く熟した葡萄のような高貴なパープル No.254 Pelt(アーカイブカラー)です。




塗り替えが終わった瞬間、ショールームの空気がハッと息を呑むように変わりました。 これまでのNo.288 Vardoが持つパッと目を引くエネルギーから、No.254 Peltの深みのある落ち着いたトーンへ変わったことで、空間全体に心地よい静けさと、吸い込まれるような奥行きが生まれたのです。
そこに大橋澪さんのアートが飾られ、RIGNA TERRACE TOKYOの上質な家具が置かれると、飾られた作品や木の質感、さらにはそこに流れる時間までもが、いつもより不思議と丁寧に、愛おしく感じられるようになりました。

② 作品にそっと寄り添う、やわらかな背景
そしてもう1つの壁面には、澄み切った朝の光を思わせるやわらかな白No.239 Wimborne Whiteを塗装しました。

この壁は、決して自己主張することなく、澄んだ明るさで空間を優しく受け止めてくれます。
今回、このNo.239 Wimborne Whiteを塗り替えたことで、大橋さんの描く繊細な筆跡や色彩を、まるで最初からそこにある自然な景色であるかのように、美しく引き立てる最高の背景になってくれました。

お互いを引き立て合うアートと壁の色
私たちは今回、ショールームの壁が塗り替わり、そこにアートが飾られた景色を見て、「アートと壁の色は、決して切り離して考えられないものなんだ」と深く実感しました。
壁の色は単なる背景ではなく、空間の空気感を整え、作品の見え方を変え、そこで過ごす人の気持ちにも作用する大切な要素なのだと改めて気付かされます。
実は、RIGNA TERRACE TOKYOには、今回塗り替えた壁以外にも、以前Farrow&Ballで塗装した壁面がいくつかあります。
大地の温もりを感じる豊かなベージュ No.8 Stringの壁や、

空間をエネルギッシュに彩るウォームカラー No.304 Bamboozleの壁。

個性が光る色鮮やかな壁面にアートが飾られており、壁の色が変わるたびに、アートの表情や空間の雰囲気が劇的に変化する様子を楽しめます。
これこそが、RIGNA TERRACE TOKYOのショールームだからこそ体感できる、最高のラグジュアリーな体験です。
色と光が響き合い、一輪の花として咲く『Flower Series』
今回のイベントで私たちが一番胸を打たれたことは、大橋澪さんが初めての試みとして、Farrow&Ballの実際の塗料を使って、完全新作のアート作品『Flower Series』を制作してくださったことです。

大橋さんの描くアートは、いつも生活にそっと溶け込み、私たちの暮らしに優しく寄り添ってくれるような優しさがあります。
すっと心に入ってきて、自分自身と深く向き合えるような不思議な感覚。
それは旅先で、美しい大自然の景色を眺めているときのあの静かな感動にとてもよく似ています。
Farrow&Ballの1色1色のペンキには、それぞれ名前があり、独自の背景や物語があります。

大橋さんは今回、その物語を一色ずつバラバラに描くのではなく、「色同士が響き合い、新しい物語を紡いでいく様子」を、画面いっぱいに咲く一輪の花として表現してくださいました。


今回の新作は、以下の3つの色を主役にした3作品です。
No.30 Hague Blue:オランダの街ハーグの美しい街並みや、屋外の木造部でよく目にする濃い青色から名付けられた色。
No.311 Scallop:ホタテ貝の柔らかな色合いと優しい曲線からインスピレーションを受けた色。
No.198 Broccoli Brown:風化した木材や天然素材と並べても自然に馴染む、静穏なダークストーンカラー。



さらに、作品のアクセントとなる「ゴールド」の表現にも、大橋さんの並々ならぬこだわりが詰め込まれています。すべて同じ金ではなく、それぞれの色が最も美しく響く「光」を探しながら、3つの作品すべてで輝きを微調整して仕上げられました。
・深い海のようなNo.30 Hague Blueには、静けさを映し出す「プラチナゴールド」
・柔らかなNo.311 Scallopには、優しく品のある「パールゴールド」
・大地の温もりを宿すNo.198 Broccoli Brownには、温かみあふれる「イエローゴールド」
色と色、そして緻密に計算された光が美しく響き合い、一輪の花として咲く。
Farrow&Ballの色への想いと大橋さんの瑞々しい感性が混ざり合った特別な作品が誕生しました。
イベントの余韻をRIGNA TERRACE TOKYOで
楽しかったイベントは幕を閉じましたが、嬉しいお知らせがあります。
今回、大橋澪さんが制作してくださった素晴らしい展示作品の一部は、引き続きRIGNA TERRACE TOKYOにて実際にご覧いただくことができます(一部ご購入も可能です)。
みんなで丁寧に塗り替えた No.254 Pelt の壁や、No.239 Wimborne White の優しい光の中で映えるアートを、ぜひ実際に肌で感じていただけると嬉しいです。
一歩足を踏み入れるだけで、あなたのおうちの壁をもっと愛おしく塗り替えたくなる、そんな素敵なインスピレーションに出会えるはずです。
日常の喧騒から少し離れて、心地よい色とアートの物語に浸る贅沢な時間を、ぜひ楽しんでみてくださいね。
是非RIGNA TERRACE TOKYOにお越しください。皆様のご来場を、心よりお待ちしております。
アーティストプロフィール
Mio Ohashi

おおはし みお
大橋 澪
30カ国を旅した経験と、幼少期にアートに救われた記憶を原点に、2020年コロナ禍に会社員から画家へ転身。海や大地の息づかいを感じさせる穏やかな色彩と、凛としたエッジが共存する抽象画は、国内外のコレクターやインテリアのプロから支持を集める。
作品はNetflix『First Love 初恋』への提供、ヒルトン沖縄宮古島リゾートへの収蔵をはじめ、Jo Malone London、CUCINA等のコラボレーションにも採用。その洗練された世界観はラグジュアリーブランドや上質な空間との協業を通じて高く評価されている。
銀座三越、渋谷ヒカリエ、阪急メンズ大阪などで定期的に作品を発表。
二児の母として奮闘しながら、人生の「美しさ」を再構成し続けるその姿勢は、観る者の背中をそっと押すポジティブなエネルギーに満ちている。
展示
・2026年5月 渋谷ヒカリエ ShinQs 1F Jo Malone London,
THREE, NEAL’S YARD REMEDIES 特別コラボレーション 個展・ライブイベント
・2026年1月 阪急メンズ大阪 コンテンポラリーアートギャラリー 個展
・2025年11月 渋谷ヒカリエ ShinQs Gallery 5 個展
・2024年11月 銀座三越アートギャラリー個展(銀座)
・2024年10月 g keyakizaka(六本木ヒルズ) 個展・ライブイベント
・2024年9月 BEAMS JAPAN 新宿 bgallery 個展
・2023年10月 RIGNA TERRACE TOKYO 個展
・2022年4月 シンガポール国立美術館 展示
展示(海外)
・2022年4月:シンガポール国立美術館
作品収蔵
・ヒルトン沖縄宮古島リゾート スパエリア
・CUCINA 東京ショールーム
・cattelan italia TOKYO
・山王パークタワー 28F ラウンジ
・神戸三宮阪急ビル
・積水ハウス ファインシティ新越谷
・住友不動産 モデルルーム(東京)
・阪急阪神不動産「ジオ」(大阪)
・会員制別荘「海と月の別邸」(千葉)
・シティタワーズ板橋大山 エントランス
関連リンク