2026.05.21

施工事例

夫妻のセンスとこだわりが詰まったキッチンがお気に入り。リビングへの扉を開けるたびに嬉しくなるA様邸|株式会社 友紀建築工房

Farrow&Ballのニュアンスカラーの壁が、自然光を優しく包み込むリビングダイニング。木の温もりを感じるフローリングに、洗練されたダークトーンのキッチンとシンプルなソファが調和する、モダンで心地よい北欧スタイルの施工例。
キッチン No.CC1 Tar

一歩、リビングの扉を開けた瞬間に広がる景色には、漆喰の柔らかな白と、お気に入りの色で彩られた造作家具が織りなす、穏やかで豊かな時間が流れています。

Farrow&Ballの色が無垢の床材や壁の漆喰の質感を引き立て、住まい全体に心地よい奥行きを与えている、そんな住まいが完成しました。

オーナーご夫婦のお気に入りの場所は、

2階リビングへの扉を開けると見える造作の壁面収納とキッチン

A様邸の主役は、2階リビングへ繋がる扉を開けた正面にそびえる、壁面いっぱいの造作キッチンと壁面収納。「黒すぎない黒」を求めて辿り着いたその色は、ご夫妻が大切にされた「質感の調和」を象徴するものでした。オークの無垢材の色とペイントの優しい質感と色が、何気ない日常をより優雅に感じさせてくれる、ご夫妻のこだわりが凝縮されたリビングです。

Farrow&Ballの繊細なニュアンスカラーが引き立てる、モダンなキッチンダイニング。木製家具とダークトーンの造作収納が美しく調和し、大きな窓から差し込む柔らかな光が落ち着きのある上質なインテリア空間を演出する施工例。
キッチン No.CC1 Tar
手前のクラシカルな黒いドアから広がる、開放的なLDK空間。Farrow&Ballの塗料で美しく仕上げられたドアの質感が、木製フローリングやダークトーンのモダンなキッチンと重なり、洗練されたモダンな空間を演出する施工例。
キッチン・建具 No.CC1 Tar
【代替えテキスト】 Farrow&Ballのマットな質感が際立つ、スタイリッシュなダークトーンのキッチンスペース。奥のダイニング窓から差し込む眩しい自然光と、グレーの床タイル、温かみのある木製フローリングが織りなす美しいコントラストが魅力的な施工例。
キッチン No.CC1 Tar

素材の個性を引き立てる、緻密なディテール設計

株式会社 友紀建築工房様は、キッチン、カップボード、パントリー棚、造作建具を全てNo.CC1 Tarを提案。

単なる「黒」ではなく、光の当たり方で表情を変える木炭のようなこの色を、キッチンから建具まで一貫して繋げることで、空間に統一感をもたらしました。

Farrow&Ballのペイントで仕上げられた、マットなチャコールグレーの造作収納キャビネット。真鍮のハンドルと温かみのある木製天板に、窓から差し込む美しい木漏れ日のような光と影が重なる、洗練された北欧モダンなインテリア。
No.CC1 Tar
Farrow&Ballの深みのあるペイントで統一された、美しく機能的なキッチン空間。重厚感のあるダークトーンのアイランドカウンターと造作収納が、奥のパントリーへと続くグレーの石目調床タイルや木のフローリングと調和するモダンな施工例。
No.CC1 Tar

特に漆喰や無垢の床の質感との組み合わせにより、優しくて穏やかな空気感が生まれています。 天然素材が持つ質感と、塗装ならではのマットで上質な質感、そして「色」を緻密に計算したプロフェッショナルな視点による提案です。

色のストーリー

ケリー・ウェアスラー氏が描く、砂漠のハイウェイの記憶 No.CC1 Tar

メインのキッチンで使用されているNo.CC1 Tarは、2022年に日本で発売されたアメリカのインテリアデザイナー、ケリー・ウェアスラー氏とのコラボレーション『The California Collection』のひとつです。

太陽に照らされた砂漠の高速道路が持つ、独特の黒みがかった色合いを捉えたこの色は限定色として登場し、アーカイブとなった今なお特別な存在感を放ちます。

ケリー氏の「自然界の色は感覚レベルで共鳴し、穏やかな気持ちにさせてくれる」という信念に基づき作られたこの色は、一般的な黒の冷たさがありません。

アスファルトが熱を持ち、周囲の景色に溶け込むような「柔らかな黒」だからこそ、部屋全体を優しく包み込み、無垢材や漆喰といった天然素材と一体化したと言えるでしょう。

心を解きほぐす、大人のピンク No.295 Sulking Room Pink

A様邸のこだわりは、パブリックなLDKに留まりません。扉の向こうにあるサニタリー空間は、LDKの凛としたモノトーンの世界から一転、温かみのある空気に包まれています。一歩足を踏み入れると、そこには墨色のようなNo.CC1 Tarとは対照的な、柔らかなくすみピンクNo.295 Sulking Room Pinkで塗装された腰壁が広がります。

ご夫妻が最もプライベートな時間を過ごす空間に選んだのは、心を解きほぐす色彩でした。

Farrow&Ballの「No.295 Sulking Room Pink」を腰壁に施したトイレインテリア。くすんだ大人のピンクと上部のニュアンスカラーが、スタイリッシュな黒のホルダーや床タイルと調和し、落ち着きのある上品な空間を演出する施工例。
トイレ腰壁 No.295 Sulking Room Pink
Farrow&Ballの「No.295 Sulking Room Pink」を腰壁に施したトイレインテリア。くすんだ大人のピンクと上部のニュアンスカラーが、スタイリッシュな黒のホルダーや床タイルと調和し、落ち着きのある上品な空間を演出する施工例。
トイレ腰壁 No.295 Sulking Room Pink

サニタリーの腰壁に採用されたNo.295 Sulking Room Pinkは、フランス語で「貴婦人の私室」を意味する言葉に由来します。この色は、決して甘すぎず、どこかグレーやブラウンのニュアンスを含んだ、洗練された大人のための落ち着いたピンクです。

狭い空間であっても圧迫感を与えず、むしろ優しく包み込まれるような安らぎをもたらすこの色は、LDKの静けさと美しいコントラストを奏でます。

日常を脱ぎ捨て、自分に還れる場所

柔らかな曲線を描くR壁の向こうに広がるのは、穏やかな空気が流れるクローゼット。棚一面を彩るのは、ロンドンの街並みを象徴する石材から名付けられたNo.6 London Stoneです。

かつて建築家ジョン・ナッシュが手掛けた歴史的邸宅のために、デザイナーのジョン・サトクリフが調合した特別な色。この赤みを帯びた深いベージュは、まるで石造りの建築に包まれるような、確かな安心感を与えてくれます。温かみのあるウォームカラーに包まれて、せわしない日常をリセットし、心から寛げるプライベート空間となりました。

アーチ壁の向こうに広がる、Farrow&Ballのニュアンスカラーで包まれたウォークインクローゼット。棚板と壁、そしてグレイッシュなフローリングのトーンが美しく統一され、ダウンライトの柔らかな光が奥行き感を演出する上品な施工例。
No.6 London Stone
Farrow&Ballの洗練されたベージュカラーが美しい、開放的なウォークインクローゼット。造作棚やシステム収納のトーンを壁紙と合わせ、グレイッシュな木目調フローリングとダウンライトの光が、上質で落ち着いた衣類収納空間を創り出す施工例。
No.6 London Stone

思考を深め、感性を刺激する書斎

LDKやサニタリーの先、さらに奥深い個性を放つのが、Farrow&Ballの壁紙Lotus 2047に彩られた書斎です。クラシックな蓮の花をモチーフにしながら、洗練されたモダンな印象を併せ持つこのデザインは、静かな空間にドラマチックな表情を添えています。

Farrow&Ballのクラシカルな植物柄の壁紙がアクセントを添える書斎コーナー。落ち着いたマスタードグリーンの壁紙にシンプルなデスクとハンス・J・ウェグナーのYチェアが調和する、洗練された北欧モダンな書斎の施工例。
Lotus 2047
Farrow&Ballのクラシカルな植物柄の壁紙がアクセントを添える書斎コーナー。落ち着いたマスタードグリーンの壁紙にシンプルなデスクとハンス・J・ウェグナーのYチェアが調和する、洗練された北欧モダンな書斎の施工例。
Lotus 2047 

Lotusのデザインは、自然の造形美を愛したアールヌーボー様式。蓮の花(ロータス)をモチーフにした優美な曲線が、空間に19世紀のエレガンスをもたらします。

19世紀から続く伝統的な工法を用い、職人の手によって一点ずつ作られるFarrow&Ballの壁紙の最大の特徴は自社の塗料を使用して製造されていることです。そのため、印刷では出せない独特の厚みと質感が表面に宿り、光の当たり方で今にも動き出しそうな躍動感を与えています。

また、壁紙のグラウンドカラーに使用されているNo.243 Charleston Grayをカウンターの天板に使用することで、空間全体に見事な統一感を生み出します。

伝統と現代の心地よさが交差することで、空間の質を一段引き上げた「大人のための隠れ家」が完成しました。

空間に使用した2つの「白」

リビングの巾木、窓枠には、COLORWORKSのオリジナルペイントHipの「白」を使用。壁に使用した漆喰の「白」と建具の「白」の調和を考えた株式会社 友紀建築工房様のこだわりが光ります。

クローゼット巾木、棚を塗装した色はNo.239 Wimborne Whiteです。ウィンボーンの街に流れる穏やかな空気感を映したこの白は、わずかに黄色の顔料を含むことで、真っ白よりも温かみがあり、冷たさを感じさせません。

FARROW&BALLについて

Farrow&Ballのペイントは、光の移ろいとともにその表情を変えていきます。差し込む光の角度、時間帯、そして巡る季節。その時々の光に寄り添う色彩は、A様邸の職人技が光る造作家具や、呼吸する天然素材と響き合い、空間に圧倒的な奥行きと質感を醸し出します。
「色」とは単なる装飾ではありません。壁一面に広がる美しい色彩は、日々の暮らしに豊かな彩りを添え、住むほどに愛着の深まる住まいを形作ります。

【代替えテキスト】
手前の温かみある木製ダイニングテーブルに、窓からの自然光が美しく差し込むLDK空間。奥にはFarrow&Ballのマットなペイントで仕上げられたチャコールグレーのスタイリッシュな造作収納と、洗練されたモダンなオープンキッチンが広がる施工例。
斜めのアングルから切り取った、Farrow&Ballのマットなチャコールグレーで彩られたキッチンキャビネット。真鍮の繊細なハンドルと温かみのある木製天板に、ドラマチックな光と影のコントラストが映える、洗練されたモダンインテリアの施工例。
あたたかみのある木製テーブルの上で、自然光に照らされる2つのマグカップとガラス瓶の花器。背景にはFarrow&Ballのペイントで仕上げられたマットな質感のダークトーン収納が佇む、陰影の美しさが際立つ北欧モダンなインテリア。
Farrow&Ballのニュアンスカラーが窓からの自然光を柔らかく受け止める、温かみのある北欧モダンなダイニングルームのインテリア施工例。
Farrow&Ballの質感ある壁、真鍮アクセント、オーバルミラーが調和する、洗練された造作洗面台。
Farrow&Ballの上質な壁色にブラケットライトの温かい光が灯る、シンプルで美しいモダンな玄関インテリア。
Farrow&Ballの洗練された壁色にダークトーンの可動棚が映える、スタイリッシュで収納力抜群のパントリー・クローゼット。
シックなブルーグレーが空間を引き締める、ミニマルでモダンなトイレの吊り戸棚収納インテリア。
深いブルーグレーの壁が、小窓からの明かりを引き立てる落ち着いた雰囲気のレストルームインテリア。
柔らかな白壁にアーチ開口が映える廊下と、すっきり収まる乾太くんがスタイリッシュなランドリールーム。
質感豊かな外壁に、木製チェアとオリーブの鉢植えが映える、青空を仰ぐ開放的な中庭ウッドデッキ。

YUUKI STYLE 株式会社 友紀建築工房 
HP : https://yuukistyle.com/ 
instagram : https://www.instagram.com/yuukistyle/


ブランド: Farrow&Ball

色番号・色名:

No.CC1 Tar(キッチン、カップボード、パントリー棚、造作建具)

No.295 Sulking Room Pink(サニタリー 腰壁)

No.6 London Stone(R壁内棚)

Lotus 2047(書斎壁紙)

No.243 Charleston Gray(書斎天板)

No.239 Wimborne White(クローゼット 巾木・棚)

Hip 白(リビング 巾木、窓枠)

施工場所: 2階LDK、サニタリー、クローゼット

設計・施工: YUUKI STYLE 株式会社 友紀建築工房

建築地:愛知県