2026.03.04
洗練された「和モダン」を叶えるSkimming Stone。光の移ろいと美しい空気感を纏うT様邸|株式会社友紀建築工房


一歩足を踏み入れた瞬間に感じる、凛とした心地よさ。今回ご紹介するのは、愛知県を拠点に「本物の素材」にこだわる友紀建築工房様が手掛けたT様邸です。日本の伝統美と現代的な感性が融合した空間に、Farrow&Ballのペイントが優しく寄り添い、唯一無二の気品を醸し出しています。
日常のふとした瞬間に宿る「美しい空気感」

「何よりも、家の中を流れる美しい空気感を大切にしたい」 そんなT様の願いから始まった家づくり。完成したのは、過度な装飾を削ぎ落とし、素材そのものの良さが際立つ和モダンの邸宅です。


朝、障子から透ける柔らかな光。夕刻、格子の間からこぼれる間接照明の灯り。 壁に映し出される光と影のグラデーションを眺めているだけで、心が整っていくようです。
「和というのは美しいこと」。その言葉を日々実感できる、静かな充足感に満ちた暮らしが形になりました。
質感と光を計算した「Skimming Stone」の色

友紀建築工房様が追求したのは、厳選された自然素材とFarrow&Ballのペイントが織りなす、「質感の調和」による上質な和モダンの空間です。
まず、色の選択においては、暖かみのある石の色を再現した「Skimming Stone」を採用しました。この絶妙なニュアンスカラーが、木製の造作家具や格子が持つ独特の赤みと完璧に調和し、空間全体に穏やかで温もりのある奥行きを与えています。
さらに、壁から勾配天井までを同じ色で塗りつなぐ「連続性の美しさ」を構築することで、視覚的なノイズを排除しました。これにより、光が遮られることなく空間の隅々まで巡り、お施主様が理想とされた「澄んだ空気感」を鮮やかに視覚化しています。
そこへ、職人技が光る繊細な格子の垂直ラインと、ペイント特有のマットな質感が響き合う「素材の対比」を重ねることで、空間の洗練度はさらなる高みへと昇華されました。






4. 色のストーリー
No.241 Skimming Stone(スキミングストーン) は、19世紀の伝統的な漆喰の色を再現した石のような色。Farrow&Ballでも非常に人気の高いウォームグレーです。 最大の特徴は、「光による劇的な表情の変化」にあります。

この白は、朝の光の中では清潔感のある明るいオフホワイトのような軽やかさを見せますが、夕刻の光や照明の下では、隠されていた赤みがそっと顔を出し、包み込むような温かみと洗練された「静けさ」を演出します。
良質な顔料を贅沢に使用しているからこそ生まれるこの色彩の奥行きは、障子を通した柔らかな光や、緻密な木目の美しさと非常に相性が良く、空間を単なる「色」としてではなく、そこに漂う「空気感」そのものとして深く染め上げてくれます。

Farrow&Ballが提供するのは「塗料」ではなく、「暮らしの質を変える色」です。 友紀建築工房様の手によって命を吹き込まれた「Skimming Stone」の壁は、T様ご家族の時間を優しく包み込み、経年変化と共にさらなる深みを増していくことでしょう。
本物の素材、本物の色。それらが重なり合った時、住まいは真の意味で「美しい空気感」を纏う場所になります。
yuukistyle友紀建築工房
HP : https://yuukistyle.com/
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ブランド: Farrow&Ball
色番号・色名: No.241 Skimming Stone
施工場所: 壁・天井
下地仕様: カラーワークスペーパー
設計・施工: 株式会社友紀建築工房(yuukistyle)
建築地:愛知県